よっこら書

意外と大丈夫

まめさす近況

9/18 まめぞうの定期検診&さすけの健康診断で病院へ。

(珍しくキャリーケースにすんなり入って余裕顔のさすけ)f:id:itakura26:20210929190308j:image

 

(通院ベテランの風格が漂うまめぞう)
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さすけは垂れ目だけど健康で問題なし!まめも悪化などは見られず引き続きお薬を継続とのこと…そこで、まめはいつまでお薬を飲み続けるのか聞いてみた。先生曰く、まめは今肝臓と心臓のお薬を飲んでいて、心臓のお薬は途中で止めるということは基本的にないので、これから一生お薬の入ったお水を飲み続けることになるらしい。薬水を飲むために水浴びを禁止されているまめぞう…ということは一生水浴びできないのでしょうか?と質問してみたところ、週に1回なら良いですよとお許しがでた!やったねまめぞう。

 

9/19 夕方頃、まめぞう左目が開け辛そうになる。

 

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その後左目は完全に閉じてしまうようになり、元気もなくなってしまった。急いで保温。

 

ちなみに…
今年から使い始めたこのサーモスタット、とても良い。温度がデジタルで光って表示されるのでぱっと見で分かりやすい。

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しかもセンサー部分にまめがかじれるような素材が使われていないのでかじられる心配がないところも優秀。

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翌日になっても回復している様子はなく、日本語もしゃべってくれないし、食事の時間以外ずーっと寝てるので、病院を予約し9/22にまめぞう再び通院。

診察の結果、眼球に異常はなく、まぶたが赤く炎症して腫れているとのこと。おそらく免疫力が下がってしまったことが原因ではないかと。

 

9/28 経過観察のため通院。薬の効きがイマイチのようなので、薬を変更して再度様子見することに。

 

そして昨日のまめぞう。

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まだまぶたが少し腫れぼったいけどいつも通りの元気が戻ってきた。飼い主の心にも少し余裕が出てきて、この腫れぼったいおめめの感じがなんだか白色オウムさんみたいでかわいいなぁなんて思ったりした。

今となってはまぶたが腫れただけで命には別状がなかったわけだけど、当初は突然の異変にいろいろな怖い想像をしてしまった。いつも通りのまめが戻ってきてくれて本当にうれしい。朝は「おはよう」と起きたことを教えてくれ、外出先から帰宅するとドアを開ける前からピキャピキャ騒いで、夕方にはひとりでおしゃべりの練習をしたり、私がそばによると「まーめ」と言ってくれたり…そんな日々がまだ続きそうでほっとした。

 

一方、最近まめぞうの通院でお留守番の多かったさすけ。昨日公園に連れて行ってみた。

(緊張で目玉が飛び出しそう)
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最後に公園へ連れて行ったのがもう2年くらい前なので、最初はとても緊張している様子でオーツ麦をあげても見向きもせず…刺激が強すぎたかなと思い予定より早めに帰宅。それでも帰り際には羽繕いをしたりオーツ麦を食べたりちょっと慣れてきていた。

諸行はほんとに無常

おばのお葬式の次の日、祖母も亡くなった。

祖母は、オレオレ詐欺にあって、それ以降ガクッときてしまったと聞いた。最後の方は、通院に付き添う父に死にたい死にたいと言っていたそうだ。亡くなるまでの2週間は食事をほとんど取らなかったらしい。

おばが亡くなったことを消化している途中で祖母も亡くなって、数日間現実についていけなくなってしまった。今はもう大丈夫。

残された者としては、とても悲しいけど、
もう騙されることもないし、病気で苦しむこともないし、生きていて辛いことから解放されたよね…と思う(ことにした)。

2週連続でお葬式をしていると、この世の諸行無常を強く感じずにはいられない。 こうやってみんな死んでいくし、私も死ぬということを実感する。この感覚をなるべく忘れないようにしたいと思った。

忘れられないおでん屋さん

きっとずっと忘れない大好きなおでん屋さんがあるのだけど、ネット上を検索しても情報がほとんどない。10年以上前に閉店してしまっているので、それもそのはずなのかもしれないけど、誰もそのおでん屋さんについて触れていないとなると、私が死んだら本当にこの世から消えてしまう…と思ったのでちょっと書いておきたい。

そのおでん屋さんは東京都中野区の薬師あいロードにあったますだやさんという。おでん種と熱々のおでんが売っていた。私が大好きだったのは、大根、はんぺん、ちくわぶ、白滝、野菜ボール、餃子が入ってるやつ…

お店は早稲田通りから薬師あいロードに入ってずーっと行った右手側にあった。通りに面するように冷蔵ショーケースが置かれていて、それ越しに注文する。お店に向かって左側に蒲鉾など練り物、中央におでん種、右におでん。老夫婦が切り盛りしていて、主におばあさんが接客、おじいさんが奥の厨房でおでん種を作っていた。

私はここのおでんを食べて育ったと言っても母親は反対しないと思う。学生時代は毎日ここを通ったので毎日のように食べていた。ますだやがなくなってからは、コンビニや居酒屋やおでん専門店などでたまにおでんを食べていた。おでんにすごくこだわりがあるわけではないので、どのおでんもおいしい。でもやっぱり、ますだやのおでんの味をいつも探してる。

おでんについて調べていると 東京おでんだね - 東京のおでん種・練り物・蒲鉾専門店の情報サイト というサイトを見つけた。サイトが出来たのがますだや閉店後なので、ますだやの情報は載ってないけど、増田屋の系譜 - 東京おでんだね という記事にちゃんと中野のますだやが系譜に載っていて胸が熱くなった。

今はなかなか気軽に遠出ができない状況だけど、いつか「東京おでんだね」さんを参考にさせていただいて、おでんや巡りをしたい。

おばのお話

おば(父の妹)のお葬式に行ってきた。おばは口腔癌だった。コロナの騒ぎで2年くらい会えていない間にあっという間に亡くなってしまった。最後に見たのは、台所で普通に家事をしている姿だった。

おばは祖母と同居していて、私が祖母の家に行った時とりあえず冷蔵庫を開けると、「アイスあるよ!ハーゲンダッツ(にやり)」と言ってくれたり、私がとりあえず冷蔵庫から何かを取り出して食べてると、「あ〜、みつけたなぁ〜?」とか「また勝手に食べてる!」とか「あんたにおすすめのすんごい美味しいのあるんだよ、食べる?」とか言ってくれた。

父は3人兄弟だけど父以外の兄弟には子供がいないので、父方の親戚にはよく「老後はよろしく!」とか「なるべくぽっくりいくようにするからさ!」とか笑い話をされた。親戚が全員揃ってそんな話をしていた日はどんどん遠くなっていく。


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